- クリムト金色の交響曲
-
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2009年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784096060261
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[BOOKデータベースより]
クリムトの画業は素晴らしい。彼はアカデミズムに安住することなく、常に時代の動きに敏感に反応しながら新しい絵画思想を生み出し、実践しつづけた。それは熾烈な戦いでもあったろう。だから、どの作品にも戦いの傷跡と痛々しいまでの絶望と不安が、絢爛豪華な金彩や色鮮やかな多色の背景に、あたかも「透かし」のように寄り添っている。そしてクリムトの装飾的絵画には、個人的にも関係があった同時代の音楽家マーラーの艶麗華美なオーケストレーションと通底するものがある。音楽の精神からのクリムト論、本書はそのように位置づけられるだろう。
鳴動する装飾宇宙―はじめに
[日販商品データベースより]1 早すぎた栄光と挫折―19世紀の終焉
2 聖なる春―総合芸術という夢
3 東方へのまなざし―黄金装飾のはじまり
4 正方形の風景画―心の自画像
5 生と死を見つめて―精神世界へのまなざし
グスタフ・マーラー―世紀末ウィーンを生きた、もうひとりのグスタフ
19世紀末から20世紀はじめにかけてのウィーンで、工芸やファッションまで含めた総合的な新しい芸術の創造を目指した画家クリムト。その勤勉な創造遍歴を、同時代の様々な動きと共に今日的な視点から描き出す。