- カント信じるための哲学
-
「わたし」から「世界」を考える
NHKブックス 1137
- 価格
- 1,067円(本体970円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140911372
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[BOOKデータベースより]
現代に生きるわたしたちは、ひとそれぞれの主観的な感覚や考えを持つ自由と引き替えに、共有する絶対的な真理を失い、猜疑と孤独に陥るしかないのか。カントは、人間の考える力を極限まで吟味し、絶対的な真理は知り得ないという「理性の限界」を証明した上で、人間に共通する〈普遍性〉を、「わたし」の主観の中に見出した。この「アンチノミー」「超越論的哲学」という方法に注目し、デカルトからアーレントまでの「主観」理解と照らしつつ、『純粋理性批判』をはじめ三批判書を、平易に読み解く。若き俊英が、等身大の「わたし」から説きおこす清新なカント入門。
序章 “ひとそれぞれ”の時代のカント
[日販商品データベースより]第1章 近代哲学の「考える力」―合理論と経験論
第2章 理性の限界―『純粋理性批判』のアンチノミー
第3章 「わたし」のなかの普遍性―感性・悟性・理性
第4章 善と美の根拠を探る―『実践理性批判』と『判断力批判』
第5章 カントから考える―ヘーゲル、フッサール、ハイデガー、アーレント
終章 世界を信じるために
「アンチノミー」「超越論的哲学」という方法に注目し、デカルトからアーレントまでの「主観」理解と照らしつつ、「純粋理性批判」をはじめ三批判書を平易に読み解く。若き俊英による新しい世代のカント入門。