- 世界の歴史 22
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中公文庫 S22ー22
近代ヨーロッパの情熱と苦悩
中央公論新社
谷川稔 北原敦 鈴木健夫(西洋経済史) 村岡健次- 価格
- 2,096円(本体1,905円+税)
- 発行年月
- 2009年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122051294
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[BOOKデータベースより]
十九世紀ヨーロッパがたどった輝ける「近代化」は、光と影とが交錯する屈折に満ちた時代であった。流血の政治革命、国家統一の歓喜、陶酔をもたらす帝国主義、そして急速な工業化。自由主義の惑いのなか、諸国民国家が形成されていくさまを、複眼的に描き出す。
第1部 フランスとドイツ―国民国家へのはるかな道(フランス革命とナポレオン以後のヨーロッパ;ヨーロッパ新秩序―ウィーン体制;一八四八年革命とヨーロッパ;フランス第二帝政とドイツの統一;ブルジョワ共和制下の国民統合;エピローグ―仏・独国民統合の意味するもの)
第2部 自由を求める南ヨーロッパ(十九世紀のヘゲモニーをめざして;イタリア統一への道)
第3部 十九世紀ロシアの嵐(改革か停滞か―十九世紀前半のロシア;改革か革命か―帝政末期のロシア)
第4部 ヴィクトリア時代イギリスの光と影(プロローグ―工業化社会の成立;産業革命の時代;改革の時代(一八三〇〜五〇年);繁栄の時代(一八五一〜七三年);帝国主義の時代;ヴィクトリア時代の文化)