日本自動車企業の仕事・管理・労使関係

競争力を維持する組織原理

中央経済社 中央経済グループパブリッシング
石田光男　富田義典　三谷直紀　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2009年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784502665905

内容情報

[BOOKデータベースより]

２０００年以降の日本の自動車企業は、いわばあらゆる側面からコスト削減が厳命されることになった。また、低収益率に悩む日本の自動車企業には、海外市場こそ生命線といえる。しかし、多様な車種と変化の速い市場に対応するには、開発体制のなおいっそうの強化が欠かせない。この課題を現在の自動車企業はどう切り抜けようとしているのか。製造部門だけの観察では足りない。生産技術部門が開発部門と製造部門とをつないでいる。これら三部門を串刺しにした観察が効果的である。具体的には、開発の仕事組織、管理、技術者の仕事、労働時間、技術者のキャリア、仕事遂行上のフリクション、労使関係などを観察する。

第１章　総論：グローバル競争下の自動車企業と労使関係
第２章　労使関係と賃金管理
第３章　開発部門の仕事・管理・労使関係
第４章　生産技術部門の仕事・管理・労使関係
第５章　生産部門―日米比較
終章　発見されたこと

[日販商品データベースより]

多様な車種と変化の速い市場に対応するには、開発体制のなお一層の強化が欠かせない。この課題を現在の自動車企業はどう切り抜けようとしているのか。開発・生産技術・生産の流れを通して観察する。〈受賞情報〉労働関係図書優秀賞（第３２回）