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[BOOKデータベースより]
「言葉は意識の産物である。現代は意識優先、つまり脳化社会で、だから情報化社会になる。人生は『意識のみ』になってしまった」…。著者はあまり言葉を信用していない。言葉を読み過ぎず、解剖学者の眼で世の中を見つめ、静かに考える。すると現代日本人が気づかない、人間社会を取り巻くシステムが立ち現れる。本書は二〇〇二年以降の日本と世界を論じた時評集。石油問題、自衛隊のイラク派兵、靖国参拝、振り込め詐欺、オリンピック…。日本人がいかに行動すべきかを考える上で示唆に富む一冊。
第１章 石油と文明
[日販商品データベースより]第２章 社会と世間
第３章 都市と環境
第４章 政治と政治家
第５章 世界と日本
第６章 人間と人生
先が読めない人生を選んだ著者の、先を読まずに本質を突く時評集。石油問題、自衛隊のイラク派兵、振り込め詐欺など、２００２年以降の日本と世界を論じる。日本人がいかに行動すべきかを考える上で示唆に富む１冊。