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[BOOKデータベースより]
おのが心の奥底に「暗闇」をかかえる書き手、紫式部は研ぎ澄まされた鋭利な眼差しで周囲と自らを見つめ、自在に日記を紡いでいく。整然と長編物語を織りなした紫式部の、日記における柔軟すぎるほどの表現世界。単なる記録の営みから飛躍していく『紫式部日記』を鋭く読み解く。
1 『紫式部日記』の構造上の問題について(首部は欠落しているか否か;根幹資料としての「日記歌」と『明月記』;最初の五首の歌 ほか)
[日販商品データベースより]2 日記体部分の世界をめぐって(日記の記述の不整合;五壇の御修法の一段;渡殿の局での一段 ほか)
3 書簡体部分の世界をめぐって(「語り手」と「読み手」の装置;記述の方針の放棄;斎院中将の君の書簡をめぐる記載 ほか)
おのが心の奥底に「暗闇」を抱える書き手・紫式部は、研ぎ澄まされた鋭利な眼差しで周囲と自らを見つめ、自在に日記を紡いでいく…。単なる記録の営みから飛躍していく「紫式部日記」を鋭く読み解く。