- 紫式部日記
-
笠間文庫
笠間書院
紫式部 小谷野純一
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2007年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305704207

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[BOOKデータベースより]
おのが内部に「暗闇」をもつ紫女の言説を犀利に読み解く。現代語訳対照・解説・改訂本文一覧・和歌各句索引付き。
秋のけはひ入り立つままに
[日販商品データベースより]まだ夜深きほどの月
渡殿の戸口の局に見出だせば
しめやかなる夕暮れに
播磨の守
八月二十余日のほどよりは
二十六日、御薫物合はせ果てて
九日、菊の綿を
十日の、まだほのぼのとするに
十一日の暁に〔ほか〕
おのが内部〈暗闇〉をもつ紫女の言説を、
犀利に読み解く。
NHKラジオ講師として好評を博した著者の、
重厚な挑み。
明晰な視座によって紡がれる
珠玉の日記作品
宮廷女房としての自己の現実を起点として、
その日常を見据えようとするとき、
〈憂き世〉という、心の底にこびりつく思念に傾斜するほかはない。
いかに克明に、どのようにつぶさに、
眼前の事実を措き定めようとしても、
内部へのいざないの声が、またしても執拗に書き手を、
包み込むのだった。