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[BOOKデータベースより]
国家主体の近代化の推進か、民衆主体の民主国家の構築か。福沢と兆民の思想の綿密な対比を通じて、現代における「文明」「アジア」「社会」像を追求する。
第1章 福沢諭吉と中江兆民―「近代化」と「民主化」の思想として(福沢と兆民の生涯と思想;日本の啓蒙思想と自由民権思想)
[日販商品データベースより]第2章 福沢諭吉の近代化思想(丸山眞男の福沢評価と日本の啓蒙主義の問題;福沢における人民・文明・国家;福沢の「ナショナリズム」から帝国主義への転回)
第3章 中江兆民の民主化思想(「東洋のルソー」兆民―ルソー思想の主体的摂取;兆民における政治―「君民共治」論の射程と実践;兆民における「理学」―「リベルテー・モラル」論の発展)
第4章 福沢・兆民の思想と現代(問題の所在―福沢と兆民の思想対立;文明論―いかなる文明を構築するか;人民論―啓蒙の対象か政治の主体か;アジア論―アジアをどう見るか;社会論―将来社会像をどのように示すか)
現代の視点から新しい福沢像・兆民像を探る。近代日本の啓蒙思想、自由民権思想の代表的思想家たちの思想的軌跡を「近代化」「民主化」をキーワードとして比較し、現代における「文明」「アジア」「社会」像を追求。