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- 異形にされた人たち
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309409436
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[BOOKデータベースより]
差別・被差別問題に関心を持つとき、必ず避けて通れない「異形」視された人たちに関する考察・研究をここにそろえる。貧民窟、サンカ、弾左衛門、乞食、別所、東光寺、俘囚、山哉『特殊部落の研究』…。四民平等で、かつて差別された人々は忘れ去られたが、近代の目はかれらを「異形の人」として、「再発見」するのである。
異形にされた人たち―「四民平等」の逆説
山窩はなぜ興味をそそったか―近代史における「サンカ」の記憶
虚構としての山窩―鷹野弥三郎『山窩の生活』をめぐって
コトリとサンカ―なぜ今またサンカなのか
弾左衛門の読み方―たかが解放令一片か
新聞事始―朝野新聞連載「徳川制度」について
乞食への哀感―石角春之助『乞食裏譚』について
賎民史のインデックス―浩瀚『日本奴隷史』について
五百年前の東京―江戸城は「別所」の跡か
別所と東光寺の魅力―エミシの俘囚の配流地
起源論の水準―菊池山哉『特殊部落の研究』をめぐって
差別と天皇―農民の王から文化の玉へ