〔セン〕仏の来た道

白鳳期仏教受容の様相

思文閣出版
後藤宗俊　

• 価格: 6,270円（本体5,700円＋税）
• 発行年月: 2008年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784784214334

内容情報

[BOOKデータベースより]

インド‐長安‐飛鳥‐宇佐と連なる、はるかな「〓（せん）仏のきた道」。これをたどることによって、古代仏教の伝播と受容の諸相をあきらかにし、仏教の伝播ということにかかわった有名・無名の僧たちの、信仰と人間像の一面を描き出すのが本書のテーマである。

プロローグ　宇佐虚空蔵寺跡・〓（せん）仏の発見
第１章　長安の〓（せん）仏と三蔵法師玄奘
第２章　白鳳期の仏教受容と〓（せん）仏
第３章　〓（せん）仏の寺・宇佐虚空蔵寺跡の考古学
第４章　豊前の僧法蓮―その人と仏教
第５章　僧法蓮と宇佐の古代寺院
エピローグ　〓（せん）仏の来た道―その終点の祈りの風景
付章　求法の旅人たち

[日販商品データベースより]

大分県宇佐市の虚空蔵寺跡で多量に出土した〔セン〕仏群。粘土を型押しして作られたこの仏像の来た道を丹念に辿り、そこに込められた祈りの諸相を明らかにし、その途上に浮かび上がる偉大な僧の信仰と人間像に迫る。