- 生キ残レ少年少女。
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006021429
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[BOOKデータベースより]
「生キ残レ少年少女。」はコメのテレビCM制作時のコピーである。「二度と飢えた子供の顔はみたくない」という著者の気持ちがこめられている。「農業は文化である。農業を棄てることは文化を棄てること。文化なき国が栄えたためしはない」。自給率低下、汚染米や毒入り野菜など日本の農と食のひずみを「焼跡・闇市派」の作家が撃つ。
生臭坊主 辻説法に手応えあり
やみつきになった担ぎ屋人生
大日本棄農帝国に未来はない
米主主義者が選挙をみれば
米の輸入は国土を棄てることだ
黄金の稲穂満つる国たることを忘れるな
米を棄てては生きていけない
瑞穂の国の人びとへメッセージを送ろう
穂波ゆれる秋に農の想いを撮る
宅地並み課税で騒ぐ一石二鳥の嘘を暴け
「飢え」を伝えぬ棄農の果てに明日はない
農を忘れた瑞穂の国は“愚者の楽園”
食卓で顰蹙をかう日本人に未来はあるか
真の国際化は美田を遺さない
土に拠って生きる人の言葉を伝えたい
先祖伝来の食が日本を救う
天皇と昭和と米
ひどい世の中じゃこわい世の中じゃ
生キ残レ少年少女。
戦中戦後飢えの食物考
親は食事の師匠である
ふたたび辻説法の旅へ
あらためて「生キ残レ少年少女。」
檄