この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 農村女性の社会学
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2011年05月発売】
- 社会学ワンダーランド
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2013年05月発売】
- QOLと現代社会
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2017年02月発売】
- 〈ポストヒューマン〉の文学
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2023年02月発売】
- 社会はこうやって変える!
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2020年09月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は、日系米国人の強制収容所経験から始まり、原爆の被爆体験、ハンセン病回復者の経験、アイヌの被差別経験、部落差別の経験、不登校やユニークフェイスのセルフヘルプグループでの経験、そして薬害HIV事件の経験と多岐にわたっている。これらの経験を通底するものは、支配的物語に回収されない、多様なライフストーリー・ナラティブなのである。
1 歴史的出来事の体験(ミニドカを語り継ぐ―日系アメリカ人のインターンメント経験とジェネラティヴィティ;原爆の記憶を継承する―長崎における「語り部」運動から;ある医師にとっての「薬害HIV」―「弱み」を「語り」「聞き取る」 ほか)
2 苦悩と危機の人生経験(「生活者」としての経験の力―国立ハンセン病療養所における日常的実践とその記憶;記憶の保存としてのハンセン病資料館―存在証明の場から歴史検証の場へ;死の臨床における世代継承性の問題―ある在宅がん患者のライフストーリー ほか)
3 マイノリティ当事者/非当事者の経験(アイヌの若者たちの語りに接して―聴き手の衝撃と認識の変化;被差別を語り継ぐ困難―「部落」というカテゴリーの変容)