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[BOOKデータベースより]
開国は蝦夷地から始まった。迫りくる異国と政治を動かす民衆、新時代を生む幕末。歴史が未来を切り拓く。本書では、日本の近世を環太平洋史の視点から再解釈する。
第1章 環太平洋時代の幕開け
[日販商品データベースより]第2章 漂流民たちの見た世界
第3章 鎖国泰平国家から国防国家へ
第4章 世論政治としての江戸時代
第5章 天保という時代
第6章 庶民剣士の時代
欧米列強の領地獲得競争を背景に、日本も蝦夷地へ進出し、外国と衝突しながらも交流するようになる。鎖国体制のもとでひたすら閉じこもっていたのではなく、北方地域ではすでに開国への流れは始まっていた。
いっぽう内政においては、庶民からの献策を奨励し、民意の動向を重視する「世論の時代」ともいえる実態があった。また、開国前の関東には多くの庶民剣士がおり、彼らは幕末の過激事件にも参加していた。
漂流民から新選組まで、幕末期を生きた人々を通して、鎖国から開国へ、そして「徳川の国」から近代国家へ向かおうとする社会の変貌を新たな視点から描く。