- 民族とネイション
-
ナショナリズムという難問
岩波新書 新赤版1156
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004311560
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[BOOKデータベースより]
地域紛争の頻発や排外主義の高まりの中で、「民族」「エスニシティ」「ネイション」「ナショナリズム」などの言葉が飛び交っている。だが、これらの意味や相互の関係は必ずしかも明確ではなく、しばしば混乱を招いている。国民国家の登場から冷戦後までの歴史をたどりながら、複雑な問題群を整理し、ナショナリズムにどう向き合うかを考える。
第1章 概念と用語法―一つの整理の試み(エスニシティ・民族・国民;さまざまな「ネイション」観―「民族」と「国民」;ナショナリズム;「民族問題」の捉え方)
[日販商品データベースより]第2章 「国民国家」の登場(ヨーロッパ―原型の誕生;帝国の再編と諸民族;新大陸―新しいネイションの形;東アジア―西洋の衝撃の中で)
第3章 民族自決論とその帰結―世界戦争の衝撃の中で(ナショナリズムの世界的広がり;戦間期の中東欧;実験国家ソ連;植民地の独立―第二次世界大戦後(1);「自立型」社会主義の模索―第二次世界大戦後(2))
第4章 冷戦後の世界(新たな問題状況―グローバル化・ボーダレス化の中で;再度の民族自決;歴史問題の再燃)
第5章 難問としてのナショナリズム(評価の微妙さ;シヴィック・ナショナリズム?;ナショナリズムを飼いならせるか)
「民族」「エスニシティ」「ネイション」「ナショナリズム」とはそれぞれ何だろうか。国民国家の登場から冷戦後の地域紛争までの歴史を辿りながら、複雑な問題群を整理し、ナショナリズムにどう向き合うかを考える。