- ロシアはどこに行くのか
-
タンデム型デモクラシーの限界
講談社現代新書 1968
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062879682
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[BOOKデータベースより]
プーチンは欧米諸国に配慮し、大統領を任期満了で辞めるかたちをとりながら、任期のない実質的な最高権力者となる首相職に就任した。対外的にはロシアの政治的な進化を見せつけながら、他方でプーチンは絶大な政治権力を手に入れたのである。本書ではさまざまな社会問題の分析をとおしてプーチン・メドヴェージェフ体制の政治構造を解明したい。そしてその先に見えてくるのは、現在の二頭体制とロシアの伝統的な政治文化の整合性の問題である。新しい政治現象をテーマに据えることで、逆にロシアに古くから根ざす政治文化を浮き彫りにする。現代は過去に通じ、過去は現代に開かれていることがわかるはずである。
序章 二〇〇八年正月
[日販商品データベースより]第1章 ガリーナ・ヴラジーミロヴナの長い一日
第2章 税関ブローカー・イーゴリの憂鬱な日常
第3章 こんにちは、ヴラジーミル・ヴラジーミロヴィチ!
第4章 タンデム型デモクラシー
第5章 皇帝を待ちながら
終章 二〇〇八年九月
彷徨う大国に民主主義は根付くのか。二重権力体制の行き着く果てに待つものは。再び「偉大な国家」を目指し新冷戦を辞さぬ構えのプーチンとメドヴェージェフ。それを支える現代ロシア社会の構造と民衆の心性に迫る。