この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 固体の電子輸送現象
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2015年12月発売】
- プラズマ物理入門
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【1998年10月発売】
- 偏微分方程式
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2000年11月発売】
- フーリエ解析
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2001年10月発売】
- 高校で物理を履修しなかった人のための力学
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2021年01月発売】
[BOOKデータベースより]
素粒子の質量の起源をあかす「対称性の自発的破れ」というアイディアはいかにして生まれたのか?ミクロコスモスにおけるクォークのふるまいを示す「漸近的自由」の考えはどのようにひらめいたのか?自然界の統一的理解をめざしたはずのクォーク理論が新しい粒子がつぎつぎに加わって百家争鳴状態にあった1978年夏。東京で開催された高エネルギー物理学国際会議のために来日したベテラン、新進気鋭の物理学者二人が、のちにノーベル物理学賞受賞の対象になったお互いのアイディアをめぐり、熱く語り合った歴史的対話篇。
素粒子の宴(現代クォーク理論の前線―単純なパラドックスの不在が意味するもの;反対称に憧れる自然―空腹な牛はどっちの草を食べるか;重力量子のフィジカル・イメージ―重力のしぶきと空間の泡をめぐって;物質は数えられるか―リンゴとミカンのあいだの問題;量子は任意な時間系を選ぶ―ネコ時計、物理学者時計;「崩壊」がなぜ「力」なのか?―閉じ込め理論の意味するもの;物理学者の脇見―何気なくやってくる「漸近的自由」;クォークの将来―「閉じ込め」は可能か;見える対称性、見えない対称性―「宴」の余韻のなかで)
東京‐大阪‐プリンストン‐シカゴ 素粒子物理学者の飛跡―南部陽一郎インタビュー