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[BOOKデータベースより]
なぜ紫式部は『源氏物語』をあれほどの長編にしながら、光源氏の死にもふれず突然幕を下ろしたのか?なぜ清少納言は物語全盛の時代に、ノンフィクション文学『枕草子』を書き上げたのか?真の意図を見えにくくするために幾重にも張りめぐらされた隠蔽工作。その裏には、共通の敵である権力者・藤原道長への恨みがあった!主人を奈落の底に落とされた哀しみ。横暴な男性社会への呪い。二人の才媛は、いかにして想いを昇華させたのか。これまで数多くの作家・研究者が挑んできた平安二大傑作の謎に迫る。
第1部 紫式部『源氏物語』論―人は生まれによって差別されてはならない(『源氏物語』は不幸か?―理解されることを願わなかった作品;「夢浮橋」による隠蔽と遁辞―最後に仕組まれたどんでん返し;「桐壺」の巻における三つの死―「死」を展開の契機とする物語;『源氏物語』執筆の動機―どうしようもない喪失感;『源氏物語』の女君たち―父親非在の系譜;光源氏と紫の上の共通点―母親非在の系譜;仮面劇としての『源氏物語』―呼称法のマジック;究極の表現方法「黙説法」―肝心なことは決して書かない;空恐ろしい『源氏物語』―三つの不倫譚が摂関政治を直撃する;『源氏物語』のかぐや姫たち―時代を先取しすぎた紫式部)
[日販商品データベースより]第2部 清少納言『枕草子』論―失われし時を求めて(『枕草子』誕生の背景―清少納言がノンフィクションを選んだ理由;遠くて、近きもの―書くべきことはたくさんあった;『枕草子』の跋文―三色混ぜ御飯弁当箱型作品の創出)
第3部 紫式部と清少納言―清少納言の敵を討った紫式部(萱草の女と紫苑の女―物忘れ草と忍草;シェイクスピア的悲劇―冷血と紅涙を吸い取り華麗に花開く)
優雅に花開いた傑作の裏には、男性社会への「女の恨み」があった。紫式部と清少納言、2人の才媛は、いかにして想いを昇華させたのか。これまで数多くの作家・研究者が挑んできた平安2大傑作の謎に迫る。