- ガブリエル・フォーレ 新装版
-
1845ー1924
Faure.2.e´d.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2008年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784794807861
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[BOOKデータベースより]
ヴェルレーヌを世に出し、プルーストを心酔せしめた作曲家の全生涯と全作品を余すところなく、かつコンパクトに解説。完全版作品表、邦版ディスコグラフィー、写真等、資料充実。
幼年時代と青春期(一八四五‐一八七〇)
[日販商品データベースより]昔と今(一八七一‐一八七九)
バラード(一八七九‐一八八四)
スプリーン〔憂鬱〕(一八八五‐一八九〇)
華やかな宴(一八九〇‐一八九六)
平行して(一八九七‐一九〇六)
ペネロープ(一九〇七‐一九一三)
怒り(一九一四‐一九一九)
智慧(一九一九‐一九二四)
フォーレの世界への最良の道案内!
ロングセラーが装い新たに再生
本書は、1990年12月に初版第一刷が発行され、その後3度の増刷を経て、この度、装いも新たに再び世に送り出されることとなった、フォーレを知るうえでの第一義的な研究本である。
思えば、この18年の間に、日本に於けるこの作曲家を取り巻く環境も随分と変わったようで、今日では、フォーレについて聴いたり読んだりしようと思えば、本国フランス並みのレベルのものが容易に手に入る状況になりつつある。中でも、新評論から刊行されている、本書に続く他3冊の日本語版が、この象徴派の作曲家を多面的に知る上で、きわめて重要な役割を果たしていることは否めない。すなわち、1993年に刊行された『サン=サーンスとフォーレ 往復書簡集』、2000年に世に出た大著『評伝フォーレ 明暗の響き』、そして2006年に20年来の翻訳作業が実を結ぶ形で出版された、ジャンケレヴィッチの『フォーレ 言葉では言い表し得ないもの…』である。
だが、これらの3冊を読み解き、より一層この音楽家の世界に近づいてゆくためには、本書の道案内は欠かせないものであり、またその逆に、それほど専門的でなくても、とりあえずフォーレの全貌を手っとり早く知りたいという読者にとっても、この『ガブリエル・フォーレ』は重宝な一冊なのだ。