- 上海にて
-
- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2008年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087463644
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[BOOKデータベースより]
1945年3月。東京大空襲の後、日本の敗色濃いにもかかわらず、上海に渡った青年がいた。堀田善衛、27歳。彼はこの国際都市で祖国の敗戦を経験する。国民党に徴用されて、その後1年ほどを上海で過ごした彼が見たものとは―。国民党の腐敗、勃興する共産党。迫り来る内戦、そして革命。本書は10年後に上海を再訪した著者が透徹した視座で上海と中国とを語る、紀行エッセイの歴史的名作である。
上海にて(回想・特務機関;戦争と哲学;町の名の歴史;忘れることと忘れられないこと;再び忘れることと忘れられないことについて;「冒険家的楽園」;たとえばサッスーン卿という男について;町あるき;異民族交渉について;魯迅の刃か;暴動と流行歌;王孝和という労働者;自殺する文学者と殺される文学者;様々な日本人;死刑執行;腰巻き横町・裂け目横町;血の雨横町)
[日販商品データベースより]惨勝・解放・基本建設(惨勝とはなにか;解放ということ;基本建設・未来・歴史)
共産革命直前の上海を活写した傑作紀行エッセイ
日本の敗色濃い1945年、上海へ渡った青年・堀田善衞。崩壊していく東洋の魔都で、彼は何を見て何を考えたのか? 『堀田善衛上海日記』と対をなす紀行エッセイの名作。(解説/大江健三郎)