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[BOOKデータベースより]
あるひのかえりみち、そらくんは、みちのまがりかどでぴたりととまってつぶやきました。「きょうは、このしろいせんのうえをあるいてかえろう」ところが、とちゅうにパイロンや犬があらわれて…。はたしてそらくんはぶじにいえにかえりつけるのでしょうか?ちいさなぼうけん。
[日販商品データベースより]ある日の放課後、そらくんは道にかかれた白線の上をたどって家に帰ることにしました。落ちないように、ゆっくりゆっくり、そろーりそろり…。まぶしいくらいの青い空に、あざやかな緑の田舎道。そんななかで、そらくんの頭の中には さまざまな想像が広がります。さて、そらくんは無事に家に帰れるでしょうか。子どものころ誰もが一度は試みた遊びを、子どもの目線でダイナミックに描いています。
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「この白い線から落ちたら 大変なことになるんだ」学校からのかえりみち。道路の白い線だけを通って家に帰ることを決意するそらくん。落ちないように、ゆっくりゆっくり、そろーりそろーり・・・出発したその瞬間、そらくんのまわりは異世界に!大冒険にのぞむ男の子の姿が浮かび上がってきます。すさまじい断崖絶壁、大きくてっちょっと危険な敵。さらにむかえる難関は・・・?誰もが「あ、同じことやったことがある」という感想を持ちながら、あっという間にこの絵本の世界に引き込まれ、思わずドキドキしてしまうのがこの絵本のすごさ。子どもたちにとって、手に汗にぎりながら見たそれぞれの場面はずっと忘れることなく頭の中に残っていくんじゃないかな。それにしても、最後のそらくんの表情は最高にいいなぁ。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
初めて読んだとき、あれ?と思いました。
既視感?!
それから、道を歩く時、自分の決めたルールで危なっかしく歩いている子どもの頃の自分の視界がばーっと思いだされて、懐かしい気持ちになりました。
そうそう、そうなのよ。こんな感じだった。この線からはみ出したら落ちちゃうの。
東さんの絵はあの時のドキドキを蘇らせてくれます。
ちょっと期待して、息子に読み聞かせたら
「あー、俺もこういうことやるよ。」と一言。
親子でしょうもない空想してフラフラ歩いてるのか、と苦笑しつつ
なんだか嬉しかったです。
これだから絵本はやめられない。
私はそらくんのお母さんみたいに、息子を受け止めているかしら?と考えさせられます。
どうも、周りをちゃんと見て!とよく怒っていた私の母そっくりになっているような・・・?
(今となっては、母の気持ちもよく分かりますが、ね。)
幼児さんから小学校低学年のお子さんに
そして、そらくんみたいな子ども時代を体験した大人の方に
おススメです。(ランタナさん 30代・埼玉県 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】