[BOOKデータベースより]
少女はおばあさんになったけれど、詩の心は凛としてみずみずしい。神沢利子、10代から80代の未刊の少年・少女詩を収録。
1 表札(オギャーヤッホー;立たされた日の手紙 ほか)
2 おひるねねこちゃん(ちいさくなって;おひるねねこちゃん ほか)
3 青のランプ(はる;五月 ほか)
4 銀河(春の星;食膳 ほか)
5 門出の夜に(俳句(十二句);りんご ほか)
時はめぐり、いのちはめぐる。少女はおばあさんになったけれど、詩の心は凛としてみずみずしい。神沢利子、10代から80代の未刊の少年・少女詩を収録。「今」を生きる子どもたちに読んで欲しい1冊。
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詩集なので、ナビにはまだ登録されていない作品かも思っていましたが、すぐレビューが書けて嬉しいです。
「くまの子ウーフ」などでおなじみの神沢利子さんの詩集です。
この詩集のすごいところは、神沢さんのそれこそ10代の頃からの作品とともに、80歳を過ぎてからの詩も掲載されているところです。
年月とともに、神沢さんの感性が見せてくれる世界の色が違うのも面白かったです。
やっぱり、10代の頃のは若いなぁというか、瑞々しいなぁという印象を受けました。
「オギャー ヤッホー」2章目の
“息するとは イキ ルことね
つまり 空気をすったりはいたりすることで
空気がうごけば 風ってわけ
あたしのからだのなかに
風が しょっちゅう ふいてるわけね
風ってものは 地球の上を
ふくもんだとばかし 思ってたのに”
と、いうところが一番心に残りました。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子24歳、女の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】