- 声をなくした紙しばい屋さん
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784569689005
[BOOKデータベースより]
今では街から姿を消してしまった街頭紙しばい。紙しばいの仕事に誇りを持ち、子どもたちに夢を与えつづけたある一人の紙しばい屋さん。「がん」によって声を失うという悲しい出来事に直面しながらも、再び紙しばいを演じたいと願った紙しばい屋さんの、感動の物語。小学上級以上。
[日販商品データベースより]もう一度、子どもたちの笑顔が見たい。病気によって声を失った紙しばい屋さん。再び演じたいと懸命の努力をつづけるが…。あきらめずに夢を追い続けた、紙しばい屋さんの物語。
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喉頭ガンで声を失った森下正雄さんの実話を読みながら、様々なことを考えました。
戦後の時代の子どもたちの娯楽であった街頭紙芝居は、時代とともに姿をなくしていったけれど、捨てがたいロマンの世界でした。
紙芝居には、演じ手と子どもたちとの間で行われる、直接的な心のキャッチボールが有るからでしょう。
姿を変えた現代の紙芝居に、魅せられてしまった自分のモチベーションは、そこにあります。
一方声を失っても、紙芝居を続けようとする森下さんを支えるのは、自分の生き方にまで深く根をはった紙芝居でした。
生きる力の根源には圧倒されます。
紙芝居への愛着以上に貴いものを教わりました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】