- 忘れないと誓ったぼくがいた
-
- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101354811
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 俺が公園でペリカンにした話
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2022年12月発売】
- ゆるしてはいけない
-
価格:638円(本体580円+税)
【2006年07月発売】
- 怖い本 2
-
価格:726円(本体660円+税)
【2000年07月発売】
- 怖い本 4
-
価格:726円(本体660円+税)
【2003年07月発売】
- 独白するユニバーサル横メルカトル
-
価格:660円(本体600円+税)
【2009年01月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
sige
-
涙が・・
非現実的な話だか、人間が一時的に消えてしまうという。最終的に消えてしまう=死、と同じなのだから、それはそれは切ない話。ヒロインが自分の抱えている避けられない運命を告白した時点から俄然ページをめくる手が止まらなくなる。
集団の中で「存在感の薄い人」っていますね。学校で同じクラスにいるのに、人から聞かれて、それってだれ?、といわれるような人は結構いると思う。だけど、そんな存在感のない子でも思いを寄せてくれる子が居ると考えると幸せな気分になると思う。この作品はそんな慰めの言葉もかけているようだ。
そして、あんなに好きだったのにだんだん顔も思い出せなくなるという感覚もよく分かる。記憶というのはそういう風にできているらしい。
[BOOKデータベースより]
大好きなのに、いつまでも一緒にいたいと思ったのに、ぼくの心を一瞬で奪った君は“消えてしまった”。君の存在を証明するのはたった数分のビデオテープだけ。それが無ければ、君の顔さえ思い出せない。世界中の人が忘れても、ぼくだけは忘れないと誓ったのに―。避けられない運命に向かって必死にもがくふたり。日本ファンタジーノベル大賞受賞作家による、切ない恋の物語。