ケータイ小説的。

“再ヤンキー化”時代の少女たち

原書房
速水健朗　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2008年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784562041633

内容情報

[BOOKデータベースより]

ケータイ小説とは、ファストフード化した郊外が舞台で、郊外に住む少女が主人公の、郊外に住む少女たちを主な購買層とする、郊外型ショッピングモール内書店で売られる「新しい文学」である。浜崎あゆみ、ＮＡＮＡ、郊外型ショッピングモール、携帯メール…ケータイ小説の誕生の背景と理由にせまると、見えてきたものは。

第１章　「情景」のない世界（ケータイ小説のキーパーソン；『恋空』に見る、浜崎あゆみの影　ほか）
第２章　ケータイ小説におけるリアルとは何か？（本当にレイプやドラッグがリアルなのか？；学校図書館はケータイ小説をどう捉えているか？　ほか）
第３章　「東京」のない世界―ヤンキーの現在形（ケータイ小説における「東京」の欠如；上京という概念が存在しない漫画『頭文字Ｄ』　ほか）
第４章　ケータイが恋愛を変えた（ケータイ小説のリアルなリアル！？；ＤＶとデートＤＶの違い　ほか）

[日販商品データベースより]

ケータイ小説とは、ファスト風土化した郊外が舞台で、郊外に住む少女が主人公の、郊外に住む少女たちを主な購買層とする「新しい文学」。ケータイ小説の誕生の背景と理由に迫り、見えてきたものとは。