- 帝国海軍狙撃戦隊
-
書き下ろし太平洋戦争シミュレーション
Joy novels simulation
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408604978
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 李王家の縁談
-
価格:792円(本体720円+税)
【2024年12月発売】
- 皇后は闘うことにした
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年12月発売】
- 爆裂装甲空母艦隊 1
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年08月発売】
- 超高速戦艦「大和」 下
-
価格:968円(本体880円+税)
【2025年03月発売】
- 知能侵蝕 1
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年01月発売】






























[BOOKデータベースより]
昭和一六年一二月七日深夜、コタバル沖。「さすがにこの距離からはわからんな」装甲艦鞍馬の藤原艦長はその時、夜間戦闘艦橋の配置に就いていた。夜間戦闘艦橋にはいわゆるテレビジョンが置かれていた。後の世のテレビと比較すると解像度はかなり低い。それでも海と陸地、さらに僚艦の姿ははっきりと識別できた。もっともこれを可能とするために直径一・五メートルの集光装置がマストの上についている。艦橋構造物は直径二メートル近いシリンダーが貫いていた。この艦橋構造物を貫くシリンダーの下―つまり船体の中―に巨大な反射鏡が置かれていて、焦点の位置に艦橋構造物の夜間戦闘艦橋があった。この二隻の就役が遅れた理由も、工事途中からこの特殊射撃盤を装備することが決まったためだった。客船時代まで遡れば、日本海軍でもっとも建造工事期間が長いのが、この二隻の軍艦だった。
[日販商品データベースより]昭和16年に竣工した第2艦隊第10戦隊所属の装甲艦「鞍馬」と「生駒」。マレー半島に出撃した第10戦隊は、そこで英米艦隊と激突し…。緻密な兵器や戦略、時代考証の専門的知識で人気の著者が描く新シリーズ。