- アメリカン・センター
-
アメリカの国際文化戦略
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2008年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000220439
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[BOOKデータベースより]
近年、世界各国で急速に高まるパブリック・ディプロマシーへの関心。それは、いかに国益に適うように自国を他者(他国)に理解させうるか、いかに世界認識の仕方を設定できるか、言説を支配できるかということに関わる事柄である。そこには、外交とは何か、政治とは何かという問いにとどまらず、他国や文化を「理解」するとはどういうことかという、より根源的な問いが含まれている。著者は、米国のパブリック・ディプロマシーの主たる担い手である「アメリカン・センター」に着目し、創設以来約半世紀にわたるその活動理念や活動実態の変遷を究明。パブリック・ディプロマシーをめぐるさまざまな言説のせめぎ合いを「文化の政治学」として考察し、文化研究、またアメリカ理解に一石を投ずる。注目を集める気鋭の研究者による年来の研究成果を総合する意欲的考察。
第1章 プロパガンダか広報か(例外としてのアメリカ;アメリカ最初の宣伝機関 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 冷戦下の広報文化活動(広報と文化;天皇批判の回避 ほか)
第3章 パブリック・ディプロマシーの誕生とベトナム戦争(「パブリック・ディプロマシー」の誕生と挫折;ケネディ=ライシャワー路線 ほか)
第4章 ポスト冷戦時代のパブリック・ディプロマシー(USIAの終焉;孤立主義の台頭 ほか)
第5章 パブリック・ディプロマシーとソフト・パワー(税金の論理;パブリック・ディプロマシーの課題 ほか)
9・11以後、米国で急速に高まるパブリック・ディプロマシーへの関心。本書は、言説を支配する対外文化戦略という観点から米国史および対日政策の変遷を捉え直し、知と権力の関係や文化と政治の不可分性について論じる意欲的考察。言説をめぐるせめぎ合いを「文化の政治学」として考察することを通して、アメリカ理解のあり方にも一石を投じる。