- 写真、その語りにくさを超えて
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2008年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784766415322
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[BOOKデータベースより]
写真とは何か?現代における写真表現や行為としての写真について、立ち止まらず、領域横断的に議論し尽くし、写真の「語りにくさ」を乗り越える。写真家・細江英公、石内都、美術作家・池田朗子といった作家や第一線で写真と格闘する研究者が十全な議論を繰り広げる。
序 記号学の新たな胎動が聴こえる
[日販商品データベースより]1 フォトグラファー・オン・フォト(自作を通して語る細江英公の球体写真二元論;石内都・負からはじまる写真)
2 「写真を見る」ということ(ウォルトンの写真論をめぐって;ミルマニアの視点―写真は何次元か?)
3 写真論のトポグラフィ(写真の語りにくさ―写真論の現在;スティーグリッツの「沈黙」;発明か発見か―写真の黎明期における言説編成の力学;ラウンドテーブル「写真研究のトポグラフィ―写真の語り難さについて」討議報告)
4 記号論の諸相(日本における「ヒロシマ」と「ナガサキ」―記憶の抗争;「日本人論」としての記紀論と津田左右吉)
細江英公、石内都らの作品やその表現思想を参照し、「写真」の本質や意味を探究。既存の枠組みを超えた現代の写真技法とその思想に、今後の写真論がいかに対応していくべきか、その手がかりを提示する。