- 平安期の願文と仏教的世界観
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- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2008年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784784213931
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[BOOKデータベースより]
第1部 九世紀の願文にみる仏教的世界観(慙愧する天皇―九世紀における天皇の仏教的役割;摩頂する母―菅原道真の願文にみる母と子)
[日販商品データベースより]第2部 一〇〜一一世紀の仏教的世界観(1)―願文を中心に(忠を以て君に事へ、信を以て仏に帰す―一〇〜一一世紀の願文と転輪聖王;現世の栄華の為でなく―藤原道長の願文とその仏教的世界;安養の院と覩史の宮と―平安期の願文にみる浄土信仰)
第3部 一〇〜一一世紀の仏教的世界観(2)―「空也誄」から『三宝絵』へ(王事と仏那と白楽天と―平安期の「池亭」をめぐる言説;「空也誄」と『三宝絵』の構造と差異―「スヱノヨ」の仏教とは何か)
第4部 院政期の願文にみる仏教的世界観(未だ欲を離れざれば―『江都督納言願文集』にみる転輪聖王観;「禅定仙院」白河論;竜女・釈女の知恵を得む―『江都督納言願文集』にみる女性と即身成仏)
願文とは、法会の主催者である願主が、仏に願意を述べる文章である。従来は、定型句をつかった儀礼的な言葉に過ぎないとみなされ、その内容については分析されてこなかった。しかし、本書では、願文自体が何を語ろうとしているのか分析することで、天皇から中下級貴族・女性・僧侶にいたる人々の仏教理解や具体的信仰のあり方、所属する社会集団内部でのそれぞれの構成員が果たした公共的な役割、寺院や僧侶と世俗社会との関わり方、具体的な宗教的実践のあり方を明らかにする。
学僧の教学、在俗者たちの現世利益的傾向、ごく一部の熱烈な仏教者の存在といった、かつての信仰のカテゴリーを再検討し、新たな仏教史の視座を提示する意欲的な一書。