- ステーシーズ
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少女再殺全談
角川文庫 15055
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2008年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041847176

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
鬼才・大槻ケンヂによる小説。突然に少女たちが生ける屍「ステーシー」になる現象が発生した。ステーシーにかまれた者は命を落とす。そのため、ステーシーたちは「再殺」しなければならない。これはそのステーシーを巡る群像劇である。恐ろしくもあり、猟奇的でもあり、悲しくもあり、感動的でもある名作である。(C.E.S./男性/10代)
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「おすすめSF作品」レビューコメント
14から16歳の少女が突然に生ける屍「ステーシー」となって人々を襲うようになった.少女を完全な死者にすべく再殺部隊が結成される.知り合いの少女に再殺を託された青年や,言葉を話すステーシーとであった男,そして,ステーシーとなりながらも再殺を行おうとする少女の運命は. 単なるゾンビものとは違う,類稀なる小説である.なんせ,超能力者や幽霊も登場するしね. 本編だけでなく,それに関わる短編もついてくる.大槻ケンヂの歌が好きな人は必見だ.「ステーシーの美術」というアルバムが好きな人は特にね. 実は映画にもなったことがあるけれど.敢えて触れないでおく.(C.E.S./男性/10代)
[BOOKデータベースより]
近未来、いかなる存在の意志によるものか?15歳から17歳までの少女たちが突然、世界中で狂死を始めた。少女の屍は立ち上がり、人肉を求めてさすらう無数の大群と化す。屍少女“ステーシー”殱滅のために完全武装の再殺部隊が組織されるが、戦いは血まみれ、泥沼の様相を呈し、涙は枯れ、心は凍りついていく…。大槻ケンヂの音楽も含めた全作品の中でも、最も狂気性に満ちた名作に、外伝2編を加えた完全決定版。
[日販商品データベースより]少女たちが突然人間を襲う屍体となる「ステーシー化現象」が蔓延。一方、東洋の限られた地域で数十体の畸形児が生まれ、その多くはステーシー化し再殺されたのだが……新たに番外編を収録した完全版。