子どもたちは変わったか

Ｓｅｋａｉｓｈｉｓｏ　ｓｅｍｉｎａｒ　

世界思想社
小谷敏　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2008年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784790713142

内容情報

[BOOKデータベースより]

どうして日本は「赤ん坊の生まれない国」に成り果ててしまったのか？小谷教授が過激な筆致で、世間にのさばる根拠なき偏見を一刀両断。「専業子ども」をめぐる世代間関係を描き出す、社会学的物語。

１　神なき国の子どもの誕生―Ｐｈ．アリエスと日本の近現代
２　「専業子ども」と「教育ママ」―高度経済成長期における幼児期と社会
３　はじまりは、やはり鉄腕アトム―マンガ文化の社会学
４　永遠の子どもの方へ―「ナルシシズムの時代」とオタク文化の繚乱
５　漂流する家族・「破産される」学校―ポスト高度経済成長期の子ども世界
６　「禁じられた遊び」―いじめ花咲く天皇の逝く国で
７　仮面ライダーたちの変貌―ネオテニーの新世紀へ
８　妄想の共同体―「ユースフォビア」の起源と流行
９　オトナ帝国への逆襲―赤ん坊の生まれない国
１０　人はパンのみにて生くるにあらず―教育改革と学力論議の徹底批判

[日販商品データベースより]

どうして日本は「赤ん坊の生まれない国」に成り果ててしまったのか。「専業子ども」をめぐる世代間関係を描き出す、社会学的物語。世間にのさばる根拠なき偏見を一刀両断する書。