- とある飛空士への追憶
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- 価格
- 692円(本体629円+税)
- 発行年月
- 2008年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094510522
[BOOKデータベースより]
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?―圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。
[日販商品データベースより]"美姫を守って単機敵中翔波、一万二千キロ!
「次期皇妃を水上偵察機の後席に乗せ、中央海を単機敵中翔破せよ」
神聖レヴァーム皇国の傭兵飛空士狩乃シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑った。未来の皇妃ファナ・デル・モラルを、流民上がりのベスタドである自分が本国まで送り届ける!? 圧倒的攻撃力の敵国戦闘機「真電」が、シャルルたちの搭乗する複座式水上偵察機「サンタ・クルス」に襲いかかる! はたして、ふたりは無事本国まで辿り着けるのか? そして、飛行中に芽生えたシャルルとファナの恋の行方は――!? 美姫を守って12,000キロ。蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。
発売直後から口コミで評判が広がり、2008年ライトノベル業界の話題を独占。以後、『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位など、すばらしい評価を受け続け、ついにアニメ映画化が決定!! アニメ制作は、『サマーウォーズ』『ブラック・ラグーン』などで名高いマッドハウス!
【編集担当からのおすすめ情報】
『月刊少年サンデー(ゲッサン)』にて、小川麻衣子先生によるコミカライズも大好評連載中!!"
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
アルバイトの女の子に薦められて読みました。期待に反して心に残る1冊になりました。飛空士シャルルと未来の皇妃ファナの切ない恋物語です。少しずつ心が重なり合っていく2人が無人島で儚い恋に気づくあたりがお気に入りです。なぜか1980年頃の「青い珊瑚礁」という青春映画を思い出してしまいました。私もこんな切ない恋を経験してみたかったです。過去形なのがまた一段と寂しいです。爽快なラストシーンも最高でした。犬村さんこれからも作品期待しています。
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
革命によって失脚した元王子と、逆にその指導者として崇められている少女の、立場とか身分なんかを越えた恋と戦争の物語。 全5冊のシリーズものなのですが、巻毎に起承転結があってさらに全体としてもある壮大な、それでいてキャラクターそれぞれがとても人間らしい、いっそ大河小説と言っても過言ではない作品です。誰かを好きになったり、憎んだり、また大切に想ったり………そんな生きていれば当たり前に起こることを当たり前に出来る幸せを痛感しました。立場が違えば色々なしがらみも生まれるし、戦いにどうしても行かなくてはならなかったりして諦めなければならない恋を彼らはしています。 今までも似たような作品は多々読んできましたが、この本ほど切実に痛いほどに想いが伝わってきて、まるで自分のことのように感じたものはありませんでした。 『とある飛空士への追憶』の続編にあたる作品ですが、この本からでも十二分に楽しめます。 今恋人がいる人にはもちろん、絶賛片想い中の人、昔いた人、もういっそすべての恋をする人にぜひ読んでもらいたい作品です。(もぐもぐ2517)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
終わり方がとにかく綺麗!! 何度読んでも泣けますよ〜 (姫茄子)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
映画で見て、男性以上に女性におすすめと思いました。戦争が背景にありますが、恋物語ですから。(みーくん)
一介の飛空士と次期皇妃の12000キロの旅路、その果てにある身分違いの恋の結末とは。とある夏の青春と空戦の物語。
アルバイトの女の子に薦められて読みました。期待に反して心に残る1冊になりました。飛空士シャルルと未来の皇妃ファナの切ない恋物語です。少しずつ心が重なり合っていく2人が無人島で儚い恋に気づくあたりがお気に入りです。なぜか1980年頃の「青い珊瑚礁」という青春映画を思い出してしまいました。私もこんな切ない恋を経験してみたかったです。過去形なのがまた一段と寂しいです。爽快なラストシーンも最高でした。犬村さんこれからも作品期待しています。
菅 桂二郎/書店員 谷島屋呉服町本店
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/23
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】