[日販商品データベースより]
山姥母さんと、まゆが、龍の背中に乗って、春一番の雨をふらせます。激しい雨で、雪が溶け、雪解け水が川になるーーそのダイナミックな季節の変わり目に、山姥母さんとまゆが、大きな龍と、子どもの龍を迎え、大活躍をします。一面の雪景色が初春の空気に変わる、その様を、降矢ななさんが、生き生きと描きます。「まゆとおに」ですっかり子どもたちの人気者になったまゆのおはなしの2冊目です。
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「まゆとおに」を親子で気に入ったので、こちらも見つけて早速読んでみました。
春を迎える物語なのに、私たちが読んだのは初秋。季節外れでしたが3歳の娘には関係ない。とても楽しんでいました。
スピード感があってダイナミックな文章と絵で、臨場感たっぷり。
北欧に住んでいるとなかなか見聞きする機会のない「竜」を、子供にも楽しい絵本を通して娘に見せてあげられたのでよかったです。恐がりの娘なのでイヤがるかな?と思いましたが、気に入ったようで何度も読むようせがまれました。かわいい子供の竜も出て来たのが良かったのかな?
(だけど「まゆとおに」に出ていたキツネくんの出番がほとんどなかったのがちょっぴり残念)
それにしても、なぜ「春と竜」なんだろう?
ちょっと気になって調べてみました。
中国には、旧暦2月2日に春竜節という、竜を迎えて雨を降らせ五穀豊穣を願うというお祭りがあるそうですよ。ひとつ勉強になりました。
季節の移り変りを、自然を通して五感で感じたり、昔からの伝統行事をもっと大切にしたいなと思わせてくれる絵本でした。(いちがつにがつさん 30代・その他 女の子3歳、男の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】