- 獄窓記
-
- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2008年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101338712
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[BOOKデータベースより]
政治家の犯罪。それは私が最も嫌悪するものだった―。三十代の若さで衆議院議員に当選した私は、秘書給与詐取事件で突然足元を掬われる。逮捕、そしてまさかの実刑判決。服役した私の仕事は、障害を持った同囚たちの介助役だった。汚物まみれの凄惨な現場でひたすら働く獄中の日々の中、見えてきた刑務所の実情、福祉行政への課題とは。壮絶なる真実の手記。新潮ドキュメント賞受賞。
第1章 秘書給与詐取事件(政治を志した生い立ち;菅直人代議士の秘書、そして国政の場へ;事件の発端;東京地検特捜部からの呼び出し;政策秘書の名義借り事件;逮捕;規素;裁判;弁護士との打ち合わせ;妻への告白)
第2章 新米受刑者として(分類面接;手紙;妻の面会;移送日決定;黒羽刑務所へ;初出役の日;短気は損気;受刑生活における目標;欺くして配役工場へ)
第3章 塀の中の掃き溜め(寮内工場の仕事;障害を抱えた同囚たち;出所への第一歩;堀の中の日常風景;看守たちの生態;形影相都弔う年越し;恩人の死)
第4章 出所までの日々(烏兎匆々;ふたたびクローズアップされた秘書給与問題;明治時代からの変らぬ監獄法;本面接;恨事;出所へのカウントダウウン)