- 九月が永遠に続けば
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- 価格
- 781円(本体710円+税)
- 発行年月
- 2008年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101338514
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ユーザーレビュー (8件、平均スコア:4.5)
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HonyaClub.comアンケート
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「怖い本」レビューコメント
息子を思う母の不安、自分の過ちから起こる葛藤の描写がずんずんと押し寄せる。(はる/男性/40代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 初めて読んだ、まほかるさんの小説です!文章の表現の仕方が、今までに読んだことのない言葉使いに、一気に引き込まれてしまいました。まおかる節、最高です\(^o^)/
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
初めて読んだ時、新たなホラー作家が登場したなと思いました。なんともいえないまほかるの恐怖の世界です(^^)
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ななちん
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エロくもないし、鼻血なんか出ないよ!
出版社が作ったパネルにはそんな文句が書かれてたけど、これはそんな簡単な話ではない。もっと背景には残酷な事件が…。読みのも苦痛に思うほどなのに、どんどん読み進められる。息子はなぜいなくなったのか?意外な真相だった。
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akira@堂島
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読後感は最悪だが・・・
間違いなく面白い。が、読後感は悪い。
でも、薦められずにはいられない。
文章は読みやすいでも読後感が悪い消化不良な感じもする。
でも面白い。
不思議な小説だ。
出来れば一気に読み切ってから何度も読み返してほしい作品。
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akoko
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沼田まほかる 遅咲きの才能!すごい。
この著者失礼ですが60歳を超えています。
主婦・僧侶・会社経営・・すごい人生を歩んできたからこそか!?
ありえなそうなフクションなのに説得力があるんです。
ギリギリ許せる悪感と、読み進まずにはいられない予想不可のストーリー。
一気読みした後、大きなため息(何の感概かよくわからん)と陶酔感で少し
放心した。
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chi
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好奇心がほっとかない
何なんだ!読後感は決して良くない。しかし妙な満足感あり。第5回ホラーサスペンス大賞受賞作。
知らなければそれでいいはずの世界に引きずり込まれる恐怖と快感。残酷な事実が描写されれば、更に次の展開を覗き見しなければ気がすまない。もう好奇心が放っておかない状態。ページをめくれば想像を絶するシーンの応酬。日常に恐怖を同居させる、この作者の筆致に舌を巻く。途中で止まらない。イッキ読み必至デス。
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寅吉
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息苦しくなるようなサスペンス
ホラーサスペンス大賞受賞、本の雑誌おすすめ文庫王国「国内ミステリー部門」1位。
高校生の一人息子が、ゴミを捨てに家を出たまま何も持たないまま失踪、直後に愛人が事故死・・・。
主人公の周りで次々に起きる不幸、息子を探すうちに徐々に明らかになる過去の忌まわしい出来事。
描き出される物語があまりにも忌まわしく、読み進めることが苦痛に思えるほどですが、それでも読むのをやめることができないのは文章力の高さでしょうか。
複雑に絡み合った人間関係の描写は、オカルトめいた要素はないにもかかわらず、まぎれもなくホラーです。
小説として優秀、非常に面白いです。
が、好きか嫌いかを聞かれたたら、素直に好きとは言いにくい。なにしろ、最初から最後までイヤ〜な気分、読み終わってまだそれを引きずってます。
ご注意ください。
[BOOKデータベースより]
高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか―。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。