草の根の婦人参政権運動史

吉川弘文館
伊藤康子（女性史）　

• 価格: 9,900円（本体9,000円＋税）
• 発行年月: 2008年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784642037822

内容情報

[BOOKデータベースより]

祖父に父に夫に、進学も仕事も結婚も決められた戦前の日本女性は、全国で婦人参政権運動を展開した。戦後も日本国憲法の下、組織や新聞を創造する。平和・労働・家族を自分のものとする活動を、参政権運動として解明。

第１編　婦人参政権獲得運動の諸相（婦人参政権の概観；婦選獲得同盟の地域活動；婦選獲得愛知県支部小史；選挙粛正運動と女性）
第２編　市川房枝と児玉勝子
第３編　戦後の婦人参政権確立過程（婦人参政権実現と有権者；一九四六年総選挙と女性の動向；地域の婦人参政権確立活動）
第４編　主権者に育つ女性（子育て姿勢の変化―受身から自立へ；初期母親大会の性格；地域母親運動史；女性にとっての戦後五〇年）

[日販商品データベースより]

祖父に父に夫に、進学も仕事も結婚も決められた戦前の日本女性。彼女らが日本国憲法の下、組織や新聞を創造し、全国で展開した婦人参政権運動を、平和・労働・家族などを「自分のもの」とする活動として解明する。