この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 立ち退かされるのは誰か?
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年12月発売】
- 社会をひもとく
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年03月発売】
- 現代日本の比較都市ガバナンス・市民社会
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2021年01月発売】
- よくわかる地域社会学
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年03月発売】
- 現代の社会学的解読 新版
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2016年09月発売】
[BOOKデータベースより]
下からの民主化によるソ連・東欧での社会主義体制の崩壊や発展途上諸国における権威主義体制の崩壊、その後の冷戦の終結とグローバルな相互連関といった大きな変化のなかで、「市民社会」という言葉や概念も従来とは異なる意味合いをもつようになってきた。いまや私たちは、国家領域に基礎をおく垂直的な市民社会形態に代わって、水平的で国境横断的な、市民的か非市民的かを問わずグローバルなネットワークの台頭を目の当たりにしている。本書は、市民社会の概念とその歴史的形成を問い直し、そこでの諸アクターの役割にも注目しながら、冷戦後に頻発する紛争や「対テロ戦争」にみられる新たな暴力の連鎖を、どのように抑止していくかを考察する。
第1章 グローバル市民社会のもつ五つの意味
[日販商品データベースより]第2章 市民社会の言説
第3章 一九八九年の理念―グローバル市民社会の概念の起源
第4章 社会運動・NGO・ネットワーク
第5章 グローバリゼーション・国家・戦争
第6章 九月一一日―「外部」が戻ってきたのか?
ラテンアメリカ諸国における権威主義体制の崩壊,ソ連・東欧における社会主義の崩壊,その後の冷戦の終結とグローバル化という大変化のなかで,領域国家を前提とした市民社会の概念やあり方も変容しつつある。本書は,冷戦後の紛争やイラクに見られるような新たな戦争にたいし,そうした暴力の連鎖を抑止するための国境を越えた市民社会の形成とその諸アクターの役割を考察する。