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[BOOKデータベースより]
携帯もメールもなく、手紙だけが二人の思いをつなぐ手段だったあの頃。ユーモアあふれる文体で、おたがいを思いやる深い友愛に満ちたやりとり。宝石のように輝いた青春時代、そして明日への勇気と希望を持って懸命に生きた昭和40年代が鮮やかによみがえる。おたがいの手紙を待ち焦がれた日々。簡単には声も聞けないそのせつなさが、より深い思いを書き綴ることになった。そして心のキャッチボールは100通以上にも及んだ。かけがえのない人への真摯な思いをありのままに表現した心に響くメッセージ。
第1章 青春のめぐりあい(秋の日の出会い;淡い初恋 ほか)
第2章 あふれる思いを手紙にこめて(汽車の中で読む手紙;青いインクの横書きの文字 ほか)
第3章 充実して生きたい(僕の心は動かない、微動だにしない!;私たち、恋に恋してない? ほか)
第4章 楽しい冬休み(待ちに待った敏夫君の帰省;私たちの冬のソナタ ほか)
第5章 あこがれの金沢へ(金沢へ行きたい;宝石のような日々 ほか)
終章 青春の輝きよ永遠に