漢詩一日一首 秋

平凡社ライブラリー　６２８

平凡社
一海知義　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2007年11月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784582766288

内容情報

[BOOKデータベースより]

古えより秋に逢えば寂寥を悲しむ…月、菊、雁、紅葉など、詩の題材に事欠かない秋は中国古典詩では古来、悲しみの季節、であった。“断腸”や“愁い”を詠み込んだ数々の名詩、漱石が『草枕』に引いた陶淵明「飲酒」や王維「竹里館」、また杜甫の詠んだ「登高」は日本にはない秋の行事。ほかに「静夜思」「楓橋夜泊」など定番の名詩を満載。旅に、夜長に、最適のシリーズ第三巻。

断腸の季節（白居易）
秋日　春朝に勝る（劉禹錫）
読書の秋（楊万里）
読書の本意（陸游）
悲秋（楊万里）
秋思（張籍）
空山（王維）
行商人の妻（李白）
歯がぬけた（韓愈）〔ほか〕

[日販商品データベースより]

秋は、中国古典詩では古来、悲しみの季節であった。本書では「子夜呉歌」「静夜思」「楓橋夜泊」などの定番や“悲しみの季節”ならではの、愁いに満ちた数多の名詩を味わう。好評シリーズ第３巻。