パーシヴァル・ローエル

ボストン・ブラーミンの文化と科学
Ｐｅｒｃｉｖａｌ　Ｌｏｗｅｌｌ．

彩流社
デイヴィッド・シュトラウス　大西直樹　井上正男　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2007年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784779113062

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本の能登と“火星人”に魅せられた男！大富豪ローエルは、なぜ“火星人説”を世に問うたのか？宇宙進化論を基に文化と科学の統合を目指す多彩な才能が、能登半島旅行を機に抱いた宇宙への夢…。ＮＡＳＡに受け継がれた宇宙開拓精神の思想と行動の実像に迫る。

はじめに―パーシヴァル・ローエルとボストンのブラーミン
第１部　個人としてのパーシヴァル（不適格ボストン人の生成；ローエルと彼の仲間たち；博識家への準備；新たな経歴）
第２部　スペンサー派進化論者のローエル（宇宙哲学論者；イメージ・メーカー；精神の探求者；宇宙進化論者）
第３部　天文学者としてのローエル（「天体観察ピクニック」から天文台へ；ローエルの火星運河探求の方針；主流勢力の反応；評価を求めて）
結論　マーズヒルに住む生粋のボストニアン

[日販商品データベースより]

“火星人”に魅せられたローエルは、『極東の魂』『オカルト・ジャパン』

『能登』など日本研究の先駆けでもあった。現在のＮＡＳＡに受け継がれた

宇宙開拓精神の源流とも言うべき思想と行動の実像に迫った労作。