- スノーグース
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The snow goose.
あすなろ書房
ポール・ギャリコ アンジェラ・バレット 片岡しのぶ- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784751525036
[BOOKデータベースより]
イギリス南東部の水辺の地に、一人暮らす風変わりな画家ラヤダー。彼が愛するのは、絵と自然、そして水辺にやってくる渡り鳥だけだった。しかし、ある日…。
[日販商品データベースより]イギリス東部の水辺の地に、ひとり暮らす風変りな画家ラヤダー。しかし、ある日少女がケガをした白い鳥を抱え訪ねてきて…。少女と画家の運命の出会いを描く珠玉の物語。ポール・ギャリコの代表作が美しい絵本に。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
ポール・ギャリコの短編小説に、アンジェラ・バレットの挿絵を載せた、英語の絵本を片岡しのぶ氏が和訳した本なのですが、そもそもギャリコの文章も味わい深い上に和訳も判り易く丁寧な感じで、何より、挿絵と物語の雰囲気がピッタリ合致していると思います。挿絵の雰囲気が少々暗い感じかもしれませんが、物語の言間の含意を予期させる感があります。幼い人でも、年配の人でも、それぞれ何がしか感じ入ることができて、たぶん、その感動するところ(本当の勇気とは何か?)は世代を超えた共通のものだと思います。(ねこぢっち/男性/50代)
ポール・ギャリコの傑作が一冊の美しい絵本になりました。
私にとっては、学生時代に、電車の中で文庫本を読み、涙が出そうになって慌てて途中で本を閉じたという懐かしい思い出のあるお話です。
お話も絵も物悲しい雰囲気を十分に出していて、風の冷たさや白雁のすっきりとした美しさが伝わってきます。
ただ、戦争の凄惨なシーン(それさえも美しいのですが)が出てきたり、登場人物が暗い影を背負ったりしているので、小学生には難しいと思います。中学生以上からが良いでしょう。
最初に書いたように、本当に美しい絵本で、書物としてというより一つのモノとして宝物にしたくなるような本ですが、個人的には、絵本よりも文章だけのものを自分の頭の中で情景を描き出しながら読む方が、心に迫るものがあるような気がします。(金のりんごさん 40代・神奈川県 女の子13歳、男の子10歳、男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】