- デミアン 改版
-
新潮文庫 ヘー1ー2
Demian.- 価格
- 605円(本体550円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784102001028
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【いつもの1冊】 自分は何者か? 何のためにこの世に生まれてきたのか? そんなことを考えたいときに読み返す本。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 中学時代に読んで、魂が震えるような衝撃を受けた一冊。それまで自分の外側にある目に見えているものだけが世界のすべてだと信じて生きてきたが、この本によって、自分の内面にこそもっと広大な世界があり、そこに目を向けることによって初めて人間は自己自身になることができるということを知らされた。「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」という一節を何度繰り返し読み、ノートに書きつけたかわからない。この本を読んだ後は、本当に世界がまるで違って見えるようになった。本にそんな力があることにも驚いた。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 中学生のころ、ラジオから「青春時代には、ヘッセの『車輪の下』を読みなさい」というメッセージがあった。そこからヘッセ作品を読み始めたが、この『デミアン』が一番印象的な読書だった。2つの世界の存在に影響を受けたのだと思う。各社の文庫版で発売されていたが、私は新潮文庫高橋健二訳がお気に入りでした。ヘッセ作品は、今でも本棚に当時の水色カバーで揃っています。
中学時代に読んで、魂が震えるような衝撃を受けた一冊。それまで自分の外側にある目に見えているものだけが世界のすべてだと信じて生きてきたが、この本によって、自分の内面にこそもっと広大な世界があり、そこに目を向けることによって初めて人間は自己自身になることができるということを知らされた。「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」という一節を何度繰り返し読み、ノートに書きつけたかわからない。この本を読んだ後は、本当に世界がまるで違って見えるようになった。本にそんな力があることにも驚いた。
村上政/編集長 エンジン
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/10/15
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】