- 卵の緒
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- 価格
- 605円(本体550円+税)
- 発行年月
- 2007年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101297729
[BOOKデータベースより]
僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4.7)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
著者とお友達になってみたいと本気で思います。きっと楽しい人に違いありません。
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sige
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“異質な時間が穏やかに流れていく”作品
普通の家庭とはちよっと違う“家庭”の物語が2つ。
この母親の子どもに対する接し方、受け答えは“子育ての妙”と言える。世の中の子どもを持つお母さん方の参考になると思う。
まだ分別のつかない子に深刻な顔をして本当の事を話さなくていいのだ。本人にとって今大切な事さえ押さえれば、子どもの攻撃をのらりくらりとかわして行けばいいのだ。
小さい頃、「夜、笛を吹いたら、蛇が来る」とか「夜、爪を切ったら親の死に目に会えない」とか言われた。これと同じようなもの。
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
読んでいる内に心が暖かくなります(あはは)
「絆」と一言で言っても、「家族」と一言で言っても、そこには他人にはわからない関係性や想いがある。
いい関係だなぁと後味はいいものに思いました。
何か家族関係で悩んでいる人は、あえてこの本を選ばない方がいいかも知れません・・・と思ってしまう自分もいました。
家族関係良好で悩みのない方こそ、こういう本は感動したりするのかも知れません。(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】