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江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。
[日販商品データベースより]若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談、気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん。大好評「しゃばけ」シリーズ、第6弾。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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ぽて
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ほっこり
若旦那がついに冥土に!?
鬼すらもやっつけてしまう薬の苦さ!
しかし若旦那は薬を飲むことにかけては強者だった(笑)『鬼と小鬼』
寄進集めのプロの寛朝の弟子、秋英の巻き込まれ大冒険を描いた『ちんぷんかん』
おたえの若かりし頃のロマンス『男ぶり』
松之助の縁談絡みが剣呑な事件に!?『今昔』
切ない別れを描く『はるがいくよ』。
御坊と牛蒡を聞き間違えて感心している鳴家の可愛いさにくふふ。
本来の底知れぬ怖さをのぞかせた金次にちょっとゾッ。
本当に別れを恐れているのは兄や達妖なのかもとしんみり。
今作もほっこり読後感◎
自分が本を選ぶ基準は「いかに楽しめるか」のエンタメ志向です。1冊目は「泣ける」作品。大人気の「しゃばけ」シリーズですが、その中でも「ちんぷんかん」に収められている「はるがいくよ」が出色。命短い桜の精をどうにか延命させたい若旦那と彼を取り巻く妖(あやかし)の兄やたちの物語ですが、残るものと去るもの、人を愛する以上に他人から愛されていることに気づき、と最後はもう号泣です。いま思い出しただけで涙腺がゆるんできています。
相羽康行/編集長 軍師官兵衛ぴあ、鉄道ぴあ、自衛隊おでかけぴあ
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/12/12
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】