- ティリッヒの宗教芸術論
-
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784832966826
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[BOOKデータベースより]
「宗教的」な芸術があるとするならば、その根拠と可能性はどこに見出されるのか。ティリッヒの神学および宗教哲学において、「宗教的」な芸術は「究極的関心」の理念のもとに考察され、そこでは伝統的宗教的象徴の有無よりも、“to be or not to be”という煩悶への真摯で創造的な取組みが問われる。究極的な意味と存在の経験を表す芸術が「宗教的」なのであり、また自由と運命における「無言の啓示者」なのである。
序論
[日販商品データベースより]第1章 ティリッヒと宗教芸術論
第2章 宗教芸術論の中心問題と具体的な作品の評価
第3章 宗教思想の枠組みと芸術論の根拠
第4章 キリスト論と表現主義
第5章 芸術表現と「愛」の概念
第6章 「聖なる空虚」としての教会建築
第7章 宗教芸術批判とキッチュの美学
終章
「宗教的」な芸術があるとするならば、その根拠と可能性はどこに見出されるのか。視覚芸術について、独自の議論を展開したティリッヒ。その全体像を詳しく整理し、彼の宗教哲学を再考するための糸口とする。