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[BOOKデータベースより]
「悪と付き合う」ための政治理論を模索するために、政治と悪とに関する近代的理解に対する批判を試みる。
悪をめぐる政治理論的考察の可能性
1 現代における不正義と暴力(現代リベラリズムにおける正義と不正義―ロールズとシュクラーを中心として;流動的近代における女性への暴力―「新しい戦争」と絶対的敵対関係との関連から)
2 近代理性主義の幻想/人間の非人間性(二十世紀における文明と悪―エリアスとニーチェ;合理性と悪)
3 近代における悪の人間化(市場社会における「奢侈」という悪徳;ポリティーク派の「寛容」への視座)
4 忘れられた/忘れられない悪(主体と臣民のあいだ―“リヴァイアサン”における悪の政治学;平和を求める―安全保障からケアへ)
悪と正義の政治理論に向けて