- 乱歩と名古屋
-
地方都市モダニズムと探偵小説原風景
東海風の道文庫 002
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784833106221
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[BOOKデータベースより]
乱歩が多感な少年時代を一番長く過ごした名古屋。明治末期の、保守と革新が入り混じった地方都市モダニズム文化の洗礼を受けたことが、乱歩の感性に何を刻印したのか。
第1章 浅草崩壊/大須の寂れ(『押絵と旅する男』喪失事件;浅草のロビンソン―その原点は名古屋に ほか)
[日販商品データベースより]第2章 名古屋モダニズムと平井家の興亡(父・繁男の軌跡―明治モダニズムの一典型;明治期名古屋の経済界と平井家 ほか)
第3章 原っぱの中の人工楽園(旅順海戦館の思い出;名古屋の博覧会―モダニズム都市への出発点 ほか)
第4章 活字へのフェティシズム/映画の夢(別世界への入口―活字との出会い;涙香との出会い―貸本屋大惣 ほか)
エピローグ ふたたび大須ホテルへ
乱歩が多感な少年時代をいちばん長く過ごした名古屋。モダニズム文化の洗礼を受けたことが、乱歩の感性に何を刻印したのか。本書では、明治の名古屋と乱歩の関係をモダニズム形成期の視点から読み解く。