でっちあげ

福岡「殺人教師」事件の真相

新潮社
福田ますみ　

• 価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
• 発行年月: 2007年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784103036715

内容情報

[BOOKデータベースより]

「早く死ね、自分で死ね！」二〇〇三年六月、全国ではじめて「教師によるいじめ」と認定される事件が福岡で起こった。問題の小学校教師は、担任児童を自殺強要や凄惨な暴力でＰＴＳＤによる長期入院に追い込んだとされ、「殺人教師」とまで報じられた。だが後に、この一連の事実は、児童両親による「でっちあげ」だったことが明らかになっていく…。親の言いなりになる学校、妄信するマスコミ、医師、５５０人もの大弁護団…病める教育現場で起こった驚愕の冤罪劇。

序章　「史上最悪の殺人教師」
第１章　発端「血が汚れている」
第２章　謝罪「いじめでした」
第３章　追放―停職６か月
第４章　裁判―５５０対０の不条理
第５章　ＰＴＳＤごっこ、アメリカ人ごっこ
第６章　判決―茶番劇の結末
終章　偽善者たちの群れ

[日販商品データベースより]

２００３年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される事件が福岡で起こった。問題の小学校教師は、「殺人教師」とまで報じられた。だが後に、児童両親によるでっちあげだったことが明らかに…。驚愕の冤罪劇。〈受賞情報〉新潮ドキュメント賞（第６回）