ニッポン青春外交官

国際交渉から見た明治の国づくり
ＮＨＫブックス　１０７３

ＮＨＫ出版
犬塚孝明　

• 価格: 1,012円（本体920円＋税）
• 発行年月: 2006年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784140910733

内容情報

[BOOKデータベースより]

欧米列強の東アジア進出という荒波に巻き込まれ、日本が幕藩体制から明治新政府へと国のかたちを変えた時代。外交にこそ、「独立国日本」としての国家の存亡がかかっていた。英国に拒まれ、それでもゼロから外交の術を確立した鮫島尚信や、文化も含めた日本の品位の確立を実現しようと奔走した森有礼。若きふたりを中心に、花房義質や青木周蔵など青年外交官たちが、不平等条約改正と東アジアの平和安定を実現するために、老練な交渉相手と駆引きし、時に社交の舞台を見事に踏む奮闘を描く。外交不在の日本に問う、「はじまりの日本外交」の情熱がここにある。

序章　せまり来る東アジアの暗雲
第１章　ニッポンの「夜明け前」
第２章　青春外交官、奔走
第３章　交法学未ダ開明ナラズ
第４章　アジア外交の季節
第５章　条約改正を実現せよ

[日販商品データベースより]

欧米列強迫る激動のアジア情勢の中、国家の命運を背負った若き外交官たち。不平等条約改正と東アジアの平和安定実現のため、老練な交渉相手と駆引きし、時に社交の舞台を見事に踏む、青年外交官たちの奮闘を描く。