文化としての暴力

埼玉学園大学叢書　

森話社
服藤早苗　赤阪俊一　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2006年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784916087706

内容情報

[BOOKデータベースより]

暴力がふるわれる個々の現場に着目し、暴力発生の仕組みや歴史的・文化的背景を理解することで、世界に蔓延する暴力の本質を見きわめる。

序論　暴力とは何か
１　表象としての暴力（説教と暴力―ヨーロッパ中世の例話に見るユダヤ人へのまなざし；ツールとしての暴力―中世サイクル劇と『パッション』；フィルムの帝国と物語の暴力―ゾンビ・感染・他者恐怖；内在化する暴力―現代のバラエティー番組にひそむ闇）
２　歴史における暴力（暴力的性関係の成立―平安期の女と男；陰陽師の暴力―鎌倉幕府の移転を例として；沖縄戦と「靖国」―暴力としての心理操作；医療技術と暴力―医療の安全と信頼の回復のために）

[日販商品データベースより]

暴力の連鎖を断ち切ることはできるのか…。本書では、暴力がふるわれる個々の現場に着目し、暴力発生の仕組みや歴史的・文化的背景を理解することで、世界に蔓延する暴力の本質を見きわめる。