- 集中講義!日本の現代思想
-
ポストモダンとは何だったのか
NHKブックス 1072
- 価格
- 1,122円(本体1,020円+税)
- 発行年月
- 2006年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140910726
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[BOOKデータベースより]
1980年代、「ポストモダン」が流行語となり現代思想ブームが起きた。「現代思想」は、この国の戦後思想をどのような形で継承したのか。海外思想をどのように咀嚼して成り立ったのか。なぜ80年代の若者は「現代思想」にハマったのか。丸山眞男や吉本隆明など戦後思想との比較をふまえ、浅田彰や中沢新一らの言説からポストモダンの功罪を論じる。思想界の迷走の原因を80年代に探り、思想本来の批判精神の再生を説く。沈滞した論壇で唯一気を吐く鬼才による、異色の現代思想論。
序 かつて、「現代思想」というものがあった
[日販商品データベースより]1 空回りしたマルクス主義(現実離れの戦後マルクス主義;大衆社会のサヨク思想)
2 生産から消費へ―「現代思想」の背景(ポストモダンの社会的条件;近代知の限界―構造主義からポスト構造主義へ)
3 八〇年代に何が起きたのか(日本版「現代思想」の誕生;「ニュー・アカデミズム」の広がり)
4 「現代思想」の左転回(なぜ「現代思想」は「終焉」したのか;カンタン化する「現代思想」)
なぜ日本の思想家はバカになったのか。戦後思想との比較を踏まえ、浅田彰や中沢新一らの言説からポストモダンの功罪を論じる。思想界迷走の原因を80年代に探り、思想本来の批判精神の再生を説く異色の現代思想論。